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「スキップ」北村薫

評価:
北村 薫
新潮社
¥ 780
(1999-06)

JUGEMテーマ:小説/詩



この本は確か高校生の時に買ったはず。

はじめに『ターン』を買って、そのあとすぐに『スキップ』を買って母と交替で読んだ記憶があります。



久し振りに読みたくなって読み返してみたら、やっぱり作者はすごいなって思いました。

作者は男性なんですが、しなやかに生きている女性を描くのがものすごく巧いのです。

このお話は17歳の一ノ瀬真理子がうたた寝をして起きたら42歳の桜木真理子(旧姓一ノ瀬)になっていた、というお話。


単純に記憶喪失なんじゃないかとか捉えられるんですが、目線が真理子なので、17歳の自分が42歳の自分の器に入れ替わったという感覚。


で、42歳の真理子には子供がいて、自分は高校の国語教師で、4月からは3年生の担任を持つという状況。



それを無理なくリアリティのある話に書けているのが文章力のなせる技ってところですね。



高校生の頃は、正直42歳の自分に急になって……というのが現実味がなかったような気がしますが、今読むとまた違った目線で読めましたね。


一応中学・高校の国語の教員免許は持っているので、その経験があるから読み方が違ったというのもあると思います。



教育実習をやる中で、「国語ってこんなに面白いんだ!」って思うことが何度もあって。

今思えば教材もやりやすいものを担当教諭が割り当ててくれたんじゃないかと思いますが、この面白さを生徒にも伝えたいなって思うことがあったんですよね。

伝わるとホントぞくぞくするくらいの快感で、でも伝わらないと冷や汗出るくらいあせる。

よくも悪くも教壇に立っているのは自分一人なわけですから。


この作品を読んで、もしなにかあって仕事を辞めることになっても教員という道があるなって思いました。

今は自分の就いた仕事をやるしかないですし、まだまだ出来てないのに投げ出すのは嫌なので頑張りますけど、もしもの時に道があるのは、全くないよりも心強い。
ま、教員採用試験に受からなきゃダメなんですけどね(笑)


そういや教育実習と言えば、実習で一緒だった1コ下の男の子が無事に教員になって働いてるって聞いてめちゃめちゃ嬉しかったですね。

面白いコだったので、また会いたいなぁ、と思います。



真理子のように、どんな状況になっても「今」を生きることを投げ出さない人生を送りたいな、と思います。


自分に自信がなくなった時に読むといい本だと思います。





| 本のお話。 | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「カルチェ・ラタン」佐藤賢一

 
昨日の真夜中に読み終わりました。
でも、夜中に読み終えない方がよかったかも。。。
後半の描写がぐろいので。


作品としては「王妃の離婚」での世界観に続く形だったので、とっつきやすかったことは確かです。
キャラクターも非常に魅力的でした。


ただ、「王妃の離婚」でも思いましたが、エンジンがかかるのが遅い感じが否めません。
ストーリーの盛り上がりがどうしても序盤では弱いんですよねー。
飽きっぽい人だったら読むのやめちゃうかも。


あと、個人的にこの作品の命題には非常に興味がありますが、どうしても生理的に受け付けないシーンがありまして。

人間とは何なのか、何のために生きるのか。
それには興味がありますが、後半では小説だとわかっていても眉をひそめずには読めないシーンが。


それがなければキリスト教についてや歴史についても学べるので、非常におもしろい作品でした。

まぁ、ぐろいと感じさせるほどの表現力があるということではあるんですが。



女だから受け付けないのかもしれないなーとちょっと思いました。
男の人は案外平気なのかも。

私としては、日本の貞操観念についても考えさせられる作品でした。


うーん、次回はもうちょっと違う観点から書いていそうな作品を選ぼう。




| 本のお話。 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「王妃の離婚」佐藤賢一

評価:
佐藤 賢一
集英社
¥ 720
(2002-05)

 
この本は面白い!!!

平積みされてるのを何度か見ていて、でも読んだことのない作家さんなのと、正直男性作家ということで尻込みしていました。

男性のこういう小説って文章が硬すぎで読むのに苦労しそうだという先入観があったんです。


でも、思い切って買って読んでみたら全然違う!!
主人公が中年男性弁護士っていう魅力のかけらも感じない設定だったんですが、どんどん引き込まれていくんです。

女性の描写も男性の視点ならではだし。
中世ヨーロッパの女性のイメージって、色白で少しだけふくよかで、きっとそれは絵画の影響なんだと思うんですが、その柔らかそうな雰囲気を書くのが上手いですね。
女性の私ですら触りたいって思うほど(笑)

どこか母を思わせる女性らしい身体を表現しているような気もしました。


内容は、フランス王とその王妃の離婚裁判なんですが、その内容がえげつない。
キリスト教の精神に則って裁判は行われるのですが、もうやりたい放題ですね。

はじめは王妃が劣勢に立たされているのですが、権力とそれに群がる人間というものがいかに浅ましいか。
単純な図式で成り立っているわけではないんですけど、それを理解させるだけの知識が作者にはあるので、中世ヨーロッパの世界観が全くわからなくても読めました。

知識があるならもっと楽しめる作品だと思います。
はじめがちょっととっつきにくい感じもしましたが、途中から一気に読める作品です。
今後の作品が非常に楽しみ。


直木賞受賞作品は、最近あたりが多いので、また文庫化されたら読みたいですね。


これを機に佐藤賢一作品を読破しようと思います。




| 本のお話。 | 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「夜の公園」川上弘美

評価:
川上 弘美
中央公論新社
¥ 580
(2009-04)

 久々に、また本が読みたくなりまして。

前々から目を付けてたので、帰省中に読もうと購入。


読後感が今まで読んだ川上作品とは全然違いました。


今まで読んだ作品は、どこか浮世離れしていて、実際離れたりしていたわけですが、この作品はリアルでした。

正直、夜の公園ってタイトルだからもっともっと公園のシーンがあるかと思っていたのですが、そこまで象徴的に公園が出てこなかった印象が。


けれど、遠回しに遠回しに心理を読みとらせる文章力はすごいな、と思いました。
どの登場人物も存在感があって、想像がしやすかったので物語には入りやすかったですね。



女の決断は潔いな、と思います。

そんな作品。




| 本のお話。 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0) | |
読んでないけどレビュー。

評価:
森野 熊八
青春出版社
¥ 840
(2009-03-09)

 
今、「素晴らしい世界」を観てます。



久し振りに好きなタイプな人がテレビに出てました。


ツッコミ最高ですね。
この芸名(もしや本名……)も最高です。

ただのふくよかな人じゃない(笑)


この人と飲みに行ったら楽しそうだなー。
面白い話いっぱいもってそう。
喋るのも巧そう。





あ、来週も出るんだ!!!!


来週も観ようっと☆



また、番組でいい本紹介してたので買ってみようと思います。

名前で検索かけたらたくさん出てきて、なんかすごい表紙の本もあったので近々本屋ツアーでもしようかな。


ステラの三省堂のブックカフェが気になるから行ってみたいし。




最近読書熱が戻ってきたので、本屋がめちゃめちゃ楽しいです。
ちょっと前は楽しめなかったけど、今は大丈夫。


やっと趣味が見つかった感じ(笑)


料理もまたするようになったし、これを機会に読書と料理を趣味として復活させよう!!!




| 本のお話。 | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「鎮火報―Fire’s Out」日明恩

またまた久々に本を購入。

この本を買うきっかけはポップに「浅田次郎氏絶賛!」と書かれてたから。
じゃなかったら自分じゃ手を出さないジャンルですね。

話の内容は消防士の青春ミステリって感じなのかな?
文章が割とくだけてるので、専門的な部分が多くても読めましたね。
ドラマ化とかしたら面白そうな本。


分厚くて読み応えはありますが、そんなに気難しくとらずに読める本ですね。
消防士の仕事ってこんなことまでしてるんだとか、仕事に対してのモチベーションについてとか、なんかいろいろなことが詰まってる本。
だけど、読み終わった時はなんか爽快な気分でした。

シリーズ化してるようで、2弾が出てるみたいなので文庫が出たら読みたいですね。



なんか今日は文章書く気分じゃないみたい(笑)

タイトルほど難しい感じはないのでよかったら是非☆




| 本のお話。 | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「父母兄弟」まじゅ

評価:
まじゅ
主婦の友社
¥ 1,200
(2008-08-28)


今日買っちゃった!!!


たまたまブログを発見して、うんこの数を競う兄弟に大受けしたんですよ。
過去の日記は全部読ませていただいて、更に今日本も買っちゃった☆
(どうでもいいけど、「更に今、日本も買っちゃった」みたいになっててちょっと面白かった。日本買うとしたらいくらかなぁ?)


自分はあんまりネットから派生した本っていうのは買わない(ブログと本は自分的に結構ギャップがある&本にすると面白くなくなっちゃりすることがある)んですが、今回は直観で「こいつはいける!!!」と思ったので、本屋さんでちょっと立ち読みして笑っちゃったので購入したって流れです。



いやー、子育てって大変だけど楽しそうだなぁ。
「デュクシ!!!」とか言ってみたい(笑)


子供の時の目線や行動は大人になってから見るとなかなか面白いし、着眼点が意外なところにあったりして発見にもなりますね。

まぁ、非常食に賛同はできませんが(笑)
某友人が今日mixiに非常食をこすりつけるって話を書いてたので、なんか偶然を感じました☆



もし興味があればぜひブログ見てみてください!!!
私のドツボです!!!!!!!!!!!!




| 本のお話。 | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「瞽女の啼く家 」岩井志麻子

一年ぶりくらいに本が読みたくなって、買ってしまいました。
卒論を書いてからずーっと小説が読めなくて、、最近やっと小説が読めるようになってきたところです。

瞽女(ごめ)とは、目の見えない女性を指す言葉で、三味線や歌をしながら生活している人のことのようです。
按摩はまた別の言葉があるみたいなんですが。



まぁ、岩井志麻子らしくどろっどろでしたね(笑)
世界観に引き込むのが巧いなぁといつも感心してしまいます。

「ぼっけぇきょうてぇ」はまだ読んでないのですが、同じ岡山弁で、独特の味わいのある文章になってます。


岩井志麻子の小説は「人って欲深いな」と思わされます。
足りない、足りない。
常に満たされようとあがいている感覚。

夜中にひとりで読む本じゃないです。
どこにいても怖さは感じるだろうけど。



「ぼっけぇきょうてぇ」、読んでみようかな。




| 本のお話。 | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) | |
「逸脱するエロス―愛と性の精神病理」森省二

JUGEMテーマ:つぶやき。




なにが悲しいって写真がでないことですよね(笑)


卒論で使えるかなーと思って図書室で借りてきたんですが、精神医学の見地に立ったものだったので使える要素ほぼなしたらーっ

でも実例が結構載ってて、そうかーって思うことが。
子どもの時に性器いじるのって怒っちゃいけないんですってあせあせ
怒ると表面に出しちゃいけないって心理が働くから、思春期になって抑圧されて、犯罪行為に走ることがあるらしいです撃沈

あと、先生が言ってたパリ日本人留学生のカニバリズムの話も載ってました。
あと有名な「阿部定事件」も。

卒論が終わったら安部定事件に焦点をあてた小説を読んでみたいなと思いますひらめき
確か最近誰かが書いたはず。


いろんな心理がはたらいて、結果的に好きな男を殺しちゃったんだろうなぁ。
殺して性器を切り取って持ち歩くなんて、なんか女の執着を感じますねモゴモゴ
怖いもの見たさで読んでみたいですたらーっ


まぁ、こういうことが真面目に書いてある本ですので、興味のある人はどうぞぴかぴか


JUGEMテーマ:学問・学校






| 本のお話。 | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0) | |
『蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)』山田詠美

自分の卒論に関係あるかな?と思って読んでみた作品。


実際に纏足をするわけではないけど、精神的な纏足って感じですね。


短い作品なので、すぐ読めちゃいました読書
山田詠美の作品はセックスの表現がすごく多くて、今まで読んだ作品は全部性的な表現がありました。
多分ピナコラーダってお酒は一生飲めないと思います。。。
お酒コーナーで見かけるたびに山田詠美を思い出すひやひや


で、作品なんですけど、短い割に濃い内容でした。
思春期ゆえの背伸びや、背伸びをしていることすら気づかない若さなんかが描かれていて、なんとも言えない気持ちになりました[:ふぅ〜ん:]

早熟で圧迫された日常を送る主人公が男を求めるのってある意味必然なのかも。
愛されることは女をきれいにするけど、それは愛情を上手に受け止めた人だけなのかもと思いましたノーノー
まっすぐな愛情を歪んだ器で受ければ、そのうち零れていってしまうあめ

その上もう一人、愛情を押し付けてくる相手もいる。
主人公は受け入れるふりをしつつ、解放をのぞむ。
けれど主人公は本当に解放されることをのぞんでいたのか?


深い深い作品です。
読後感がさっぱりとかすっきりというものではないので、そういう作品を求めてる人は読まない方がいいかと汗




| 本のお話。 | 18:16 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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